暑くなって食欲は落ちてもスイーツなら(いくらでも)イケる!
かき氷、アイス、プリン、ゼリーなどパッと思いつく甘くて冷たいものは今や一年中スーパーやコンビニで安価で手軽に手に入る!
ただ
材料や合成甘味料や保存料の「体内に蓄積する怖さ」を知ってからコンビニスイーツは利用しなくなりました。
でも甘いものを断ったわけじゃない、食後の〆にどうしてもひとくちでいから欲しい時があるんです。甘味を取って食事を「〆る」感覚です。
オススメは小豆!
ご存知のように、例の「別腹」っていうフレーズに甘えて罪悪感を薄めるのはもはや危険です。
わかっているのに後悔を繰り返す理由は、はっきり言って「中毒性」や「依存性」に匹敵する、と肝に命じましょう。
話を夏に戻して、食欲が落ちる夏に少しでも栄養が取れてお腹の足しになる夏の「おやつ」、日本人の「お腹に合ったおやつ」と言ったら!?
オススメは小豆!
小豆は東洋医学ではれっきとした薬膳
特に中医学では気候の変動が私たちの体の適応力🟰キャパを超え場合、季節の気候が免疫力を低下させ病気の一因「邪気」に変化すると考えられているんです。
特に蒸し暑い夏の邪気「湿邪」
6月のことを水無月と言いますが、水無月の晦日である30日はちょうど一年の半分を終えるころ。
ここで半年の厄を祓っておこうという習わしに「夏越の祓え」という行事があります。
6月30日、ちょうど梅雨の真っ盛りの邪気を祓う意味で出回る和菓子が「水無月」
白い外郎(ういろう)を三角に切った上に小豆の乗ったお菓子。
ちなみに戦国時代に北条氏の城下町で栄えた小田原の一角に構えているのが、
和菓子を薬として販売している「ういろう」です。
※ういろうは、薬としては透頂香(とうちんこう)と言い、腹痛、下痢、悪心嘔吐、咳や痰のつかえなど胃腸風邪の初期症状に効果が期待されている漢方だそうです。
ここで小豆の力をおさらい!
・ 食物繊維で便秘解消
・ ポリフェノールの抗酸化作用
・ 鉄分で貧血予防
・ サポニンでコレステロール低下、むくみ予防
・ ビタミンB1で冷え消改善
・ カリウムで高血圧予防、むくみ予防
まさに食べるサプリメント!
おやつを洋菓子から和菓子に置き換えるのは
ダイエット目的というよりその健康効果に目を見張るものがあります。
夏はからだがだるくて毎日憂鬱になりがちだけど、小豆の力を見直して、適度な甘さ味方につけて、
日本の夏を乗り切っていこう!