アゴの役目

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あなたは1分間、口を大きく開けていられますか?

 歯医者さんで「ちょっと長く掛かりますが、辛いですけど我慢して下さいね」と言われました。
しかし、治療のため口を開けている時間は5分もかかりませんでした。聞いてみると、たいていの人は3分過ぎるともう辛くて開けていられないそうです。

でも、これって考えてみれば不思議ですよね?
アゴを閉じるための筋肉は、

1)側頭筋
一番奥歯のあたりから始まって、頭の横にうちわのように広がっている筋肉。
2)咬筋
アゴの「えら」部分とほお骨を繋ぐ文字通り「咬むため」の筋肉。
3)咀嚼筋
1)、2)の下にある口の開け閉めに使われる筋肉。

と、主に3つあります。しかし、どれも基本的に「アゴを閉じるための筋肉」です。アゴを開けるのには普通はほとんど力は必要ありません。意識的に開けるのはあくびの時と大きなものをかじる時ぐらいです。

なのに、ちょっと大きく口を開け続けていると辛いというのは、つまり、常に奥歯をかみしめている状態でこれらの筋肉がもう硬直してしまっているのです!

咬む(噛む)力は、男性で約60 kg、女性で約45 kgと言われています。つまり体重分ぐらいあるのです。そんな大きな力を出すのに、大きさ自体はそれほどでもないこれらの筋肉は、ストレスでかみしめている時間が長くなると、当然硬直し、コリが生じます。「噛み合わせ」が悪くなり、顔の歪みも生じます。それがありとあらゆる困難の主要な原因の一つになっているのです。

偏頭痛もこれが原因かも?

ちなみに、「偏頭痛」もご覧の通り、側頭筋部分の硬直が原因であることが多いです。不安を無意識に歯を食いしばってこらえているから、側頭部に痛みが走るというわけですね。

また、これら顎の筋肉が硬直していると、それに邪魔されて「口角」が上がりきりません。
どんなに「口角上げ」の訓練をしてもすぐ元に戻ってしまう人は、たいていこの「口を長く開けていられない人」です。アゴの硬直は、「素敵な笑顔」を妨害する最大の要因です。

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