将来のために今からできる!認知症予防の生活習慣

「物忘れが増えたかな?」「将来、認知症にならないか心配…」。そう感じているあなたへ。認知症は、特別なことではなく、実は日々のちょっとした習慣が未来の自分を守る鍵になります。

整体院を経営する私たちが考える認知症予防は、単に脳を鍛えることだけではありません。体全体の健康と心のバランスが、脳の健康にも深く関わっています。今日からできる、具体的な生活習慣を一緒に見ていきましょう。

目次

認知症ってどんな種類があるの?

「認知症」と一言で言っても、実はいくつかの種類があることをご存知でしょうか?原因によって、予防や進行の仕方も少しずつ異なります。

アルツハイマー型認知症

脳にアミロイドβなどの異常なたんぱく質が蓄積することで起こります。最も一般的なタイプで、全体の半数以上を占めると言われています。ゆっくりと進行するのが特徴です。

血管性認知症

脳梗塞や脳出血など、脳の血管の病気によって脳細胞に栄養や酸素が行き届かなくなり、一部が壊れてしまうことで起こります。階段状に症状が悪化したり、回復したりを繰り返すことがあります。

レビー小体型認知症

脳内のレビー小体という異常なたんぱく質が原因で起こります。幻視が見えたり、手足が震えるなどのパーキンソン病のような症状が現れることがあります。

前頭側頭型認知症

脳の前頭葉や側頭葉の神経細胞が壊れることで起こります。性格の変化や社会性の欠如、同じ行動を繰り返すなどの特徴が見られます。

どの種類の認知症も、完全に予防することは難しいですが、日々の生活習慣を整えることで、発症リスクを下げたり、進行を遅らせたりできることが分かっています。

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なぜ今から始めるべき?認知症予防の重要性

「まだ若いから大丈夫」「年を取ってから考えればいい」と思っていませんか?実は、認知症の予防は、早ければ早いほど効果的だと言われています。

脳の機能は、年齢とともに少しずつ変化していきます。特にアルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドβの蓄積は、症状が出るよりもはるか前から始まっていると考えられています。つまり、症状が出る前の若い頃から意識して生活習慣を整えることが、将来の脳の健康を守る上で非常に大切なのです。

また、認知症予防は、健康寿命を延ばすことにもつながります。いつまでも自分らしく、いきいきと生活するために、今日からできることを始めてみませんか?

今日からできる!認知症予防の3つの柱

整体院の視点から見ても、体の健康と脳の健康は密接に関わっています。まずは、誰もが実践できる3つの柱から、具体的な予防策を見ていきましょう。

1. 「脳を育てる」食事術:体の中から健康に!

私たちの体を作る「食」は、脳の健康にも大きな影響を与えます。バランスの取れた食事を心がけ、脳に良いとされる栄養素を積極的に摂りましょう。

  • 彩り豊かな食事を:
    緑黄色野菜や果物には、脳を酸化ストレスから守るポリフェノールなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。色の濃い野菜や果物を毎日食べることを意識しましょう。
  • DHA/EPAを積極的に:
    青魚(サバ、イワシ、マグロなど)に多く含まれるDHAEPAは、脳の神経細胞を活性化し、認知機能の維持に役立つと言われています。週に2〜3回は魚を食卓に取り入れるのがおすすめです。
  • 腸内環境を整える:
    腸と脳は密接に連携していることが分かっています。発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌など)や食物繊維(野菜、海藻、きのこ類)を積極的に摂り、腸内環境を良好に保つことは、免疫力アップにもつながり、結果的に脳の健康にも寄与します。
  • バランスの取れた食事:
    糖質の摂りすぎは、脳の炎症を引き起こす可能性があります。バランスの取れた主食、主菜、副菜を意識し、野菜やきのこ、海藻など食物繊維が豊富な食品を先に食べるなど、血糖値の急上昇を抑える工夫も取り入れましょう。

2. 「体と脳を鍛える」運動習慣:無理なく楽しく続けよう!

体を動かすことは、全身の血流を良くし、脳に酸素や栄養をしっかり届けます。さらに、運動には脳の神経細胞の成長を促す効果があることも分かっています。

  • 有酸素運動:
    ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなど、軽く息が弾む程度の有酸素運動は、脳の血流を改善し、認知機能の維持に役立ちます。毎日20分〜30分、または週に合計150分程度を目安に、無理なく続けられるものを選びましょう。
  • 筋力トレーニング:
    スクワットや腕立て伏せなど、自宅でできる簡単な筋力トレーニングも効果的です。筋肉を動かすことで、脳に刺激が伝わり、全身の健康増進にもつながります。
  • デュアルタスク運動:
    「何かをしながら別のことをする」運動です。例えば、ウォーキングをしながらしりとりをする、計算をする、手拍子をしながら足踏みをするなど。これは、脳の異なる領域を同時に使うため、認知機能を刺激するのに非常に効果的です。整体院での施術でも、体の使い方やバランスを意識した運動指導を行うことがあります。普段の生活で、意識的に取り入れてみましょう。

3. 「新しい刺激で活性化」脳を使い続ける習慣:好奇心を持ち続けよう!

脳は使えば使うほど活性化します。新しいことに挑戦したり、社会とつながりを持ったりすることは、脳の健康を保つ上で非常に重要です。

  • 読書や学習:
    新しい知識を吸収したり、物語を読んだりすることは、脳を刺激します。興味のある分野の専門書を読む、語学を学ぶ、資格取得に挑戦するなど、脳に新しい刺激を与えましょう。
  • 趣味や創造的な活動:
    絵を描く、楽器を演奏する、料理をする、手芸をするなど、集中して取り組める趣味を持つことは、脳の様々な部位を活性化させます。
  • 社会参加と交流:
    友人や家族との会話、ボランティア活動、地域コミュニティへの参加など、人との交流は脳に良い刺激を与えます。孤立せずに、積極的に社会と関わりましょう。
  • 新しいことへの挑戦:
    いつもと違う道を歩いてみる、初めての場所へ旅行する、食べたことのない料理に挑戦するなど、ささいなことでも構いません。新しい体験は、脳に新鮮な刺激を与え、活性化につながります。

睡眠とストレス管理も忘れずに!

認知症予防には、質の良い睡眠と適切なストレス管理も欠かせません。

  • 質の良い睡眠:
    睡眠中には、脳の老廃物が排出されると言われています。規則正しい時間に寝起きし、寝室の環境を整えるなど、質の良い睡眠を心がけましょう。
  • ストレス管理:
    過度なストレスは、脳の機能を低下させる可能性があります。趣味に没頭する、軽い運動をする、リラックスできる時間を作るなど、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。整体でのボディケアも、リラックス効果を高め、ストレス軽減に役立つことがあります。

小さな一歩から、楽しく継続!

認知症予防は、特別なことではありません。日々の生活の中でできる小さな工夫を積み重ねていくことが大切です。完璧を目指すのではなく、「今日から何か一つ始めてみようかな」という気持ちで大丈夫です。

例えば、「今日の夕食は魚にしてみよう」「一つ手前の駅で降りて歩いてみよう」「新しい本を読んでみよう」など、できることから楽しく取り組んでみてください。

継続することが一番の薬です。私たちの整体院でも、皆様の健康をトータルでサポートできるよう、体のケアだけでなく、日常生活でのアドバイスも積極的に行っています。

未来の健康な自分を想像して、今日から一歩踏み出しましょう!

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