健康と予防の課題を考えてみました

ルイボスティー

気になった今年のニュースから健康と予防の方向を考える!

 神奈川に住む私にとって、今年に入って川崎市の介護施設、津久井の障害者施設、そして大口病院で起きた殺人事件のニュースは、末恐ろしい事件として脳裏に深く刻まれました。本来ならもっと安らかな時間と環境でなければならないはずの場所が、おちおち寝てもいられないような危険をはらんだ場所と化してしまう。

犯人の凶行を非難することは当然許されることではありません。事件の背景に様々な社会問題があることも確かです。
では、その社会を構成している一員の私たちは一体どういうつもりでいたらよいのか。起こってしまった事件を嘆いたり恐れているだけでは何の解決にもなりません。

「自分の身を守る自覚と責任」を誰かに委ねている感覚で、漫然と年齢を重ねていれば、遅かれ早かれ憂鬱な最後を迎えるシナリオが待っている…

超高齢化を目前に、このまま人口は減り続け、医療費は41兆円を超え、私たちは安心と安全をどこに求めたらよいのでしょうか。

余力を活かす予防に勝るものはない!

 そもそも素晴らしい施設というのは、設備の充実以上にそこで働く責任者やスタッフの方針や質、つまり人材に委ねられているところが大きいです。また入所する本人以上に、預ける側や家族の認識も大変重要です。

とくに人生の最後の時間を送る場所をどこに定めるかは、今や簡単な話ではありません。入所出来たからと言って責任が軽くなるわけでも、安心安全が確約されるわけでもありません。

ということは、身体に余力のある今、頭と体を働かせている今から後半の人生の心構えや準備が求められます。そこで大事なことは、病気を見つけてもらう、病気になってからの対策ではもう済まないということです。

なぜなら、病気は肉体の自由はもちろん、あなたの貴重な時間とお金を容赦なく奪うものだからです。

誰のせいでもない、自分の事として考える!

 今から自分の面倒を自分でみられるようにしておかなければ、自己管理が出来なければ、いずれ自分も家族も世の中も、苦しい時間を抱えることになるでしょう。

社会のせいにしても人のせいにしても、すぐには変われません。それを期待して待っていては時すでに遅しです。自分の出来る範囲と可能性を広げていきましょう。

誰かに負わせるのではなく、自分で負える覚悟と責任、”At your oun risk ! “の精神で、面倒を見てもらうことが当たり前にならないような、「勇気ある年齢の重ね方」を提案しています!

ルイボスティー

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